東海道五十三次
沼津宿


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東海道53次 沼津宿 浮世絵 歌川広重 江戸の小道具


 江戸の魅力   浮世絵でみる東海道の古今 沼津宿   

〜小道具〜

通行手形

旅の必需品。



早道

道中で使う小銭を入れて腰に付けていた。



振り分け荷物                                                          
                                   
道中に振り分け荷物を入れるために使った行李。


提灯                                                                



札鋏

藩札などを入れるのに使用した。

 



財布

 



貨幣

寛永通宝

:1文銭





:四文銭
天保通宝

:百文銭


  一朱銀
  一分銀
  豆板銀 
   丁銀(偽物です)



藩札





旅の小物

   





お守り

道中のお守り。



草鞋

軽くて丈夫なものが喜ばれたようだ。



道中ガッパ

雨、風、チリ避けの為に着た。



煙草道具

煙草入れ:きざみ煙草を入れておいた。


キセル:先に、きざみ煙草を詰めて火をつけて吸った。



歌川広重作 人物東海道五十三次之内 鳴海
旅の途中、有松絞りの店で煙草の火を借りているのだろうか。



女物のキセル:ちょっと小ぶりな女物。



矢立て

問屋場で帳付役人が腰に刺している。



ロウソク入れ

当時ロウソクは高級だったそうだ。



携帯用のロウソク立て                                                    
                                                     


そろばん                                                             
携帯用のそろばん

 薬入れ 

腹痛用の薬などを小分けにしていれていた。

弁当箱

ちょっと高級な弁当箱だ。



銭箱

歌川広重作 東海道五十三次之内 行書版 庄野
小銭を入れた箱。問屋場に描かれているが、当時商家にはこのような銭箱がいくつもあったようだ。



飛脚衣装

菅笠:町飛脚の宰領がかぶっていた菅笠。


(東海道名所図会)町飛脚の宰領が馬に乗って定期便を運んでいる。


胸当て

町飛脚の宰領が付けていた胸当て。胸のマークは店の印なのだろう。



脚半

飛脚が付けていた脚半だそうだ。



:書類入れ


飛脚便の文書


荷物札                                               
                
荷物札



高札                                                               
高札




鳶口

江戸時代の消防道具



火消し衣装

頭からかぶった頭巾。




長持

衣装などの荷物を入れて運んだ。




船箪笥

船に乗せて使うには、丈夫でないといけない。

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