東海道張交図会 伊場仙版 東海四 広重画

五宿を描き込んだシリーズで、原は伝説の「かぐや姫」。竹取物語は日本最古の小説で原周辺の物語なのだそうです。
 吉原は富士沼の名物鯰、鰻。蒲原は西行法師。由井はサザエの壺焼き。興津は塩田。風景ばかりでなく宿場の名物や風俗、伝説などを織り込んで、江戸土産として売られていたようです。