東海道五十三次 原  国貞(三代豊国)画

広重の保永堂版にそっくりな風景の上に美人が描かれており、広重が先か国貞が先かで見解が分かれているようです。
この絵では、街道をゆく母娘を消して左に男性を配し、バランスを整えています。
ところで三代豊国は御上洛東海道のシリーズで原の絵に、広重の東海道名所図会シリーズの原の絵と瓜二つに描いています(それぞれのシリーズが描かれた年代によって分かります)。